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| ▲初心に戻ってお散歩の練習をはじめましょう! | |||
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| 犬と飼い主さんが一緒に通学して、一緒に勉強できるスタイルのドッグスクールが増えてきましたね。アジリティーを楽しんだり、ドッグダンスの競技会に出るようなスクールや個々の生活上の問題を抱えて相談に来られるようなタイプの学校もあります。 私が代表を務めるドッグスクール「グッドボーイハート」では、飼い主さんと犬が一緒に、生活で起こる様々な問題を克服する力を身に付けていくための素材を含んだレッスンやイベントを行っています。「自然の中で一緒に活動しながら、犬の笑顔にふれて犬から学ぼう!」なんてスタイルのレッスンもあります。人間社会で生活している犬たちが、動物としての感性を引き出しながら自然と向き合う姿は見ていて心を打たれるものです。その笑顔はまさに本物、ときには笑顔も消える緊張感を表現することもあって、私のようなイヌオタクになると、自然の厳しさを受け取る犬の表情にズキューンと胸をうたれます。こんな経験をすると「あー、また自然の中に連れて行きたい!あの特別の経験を一緒にしたい!」という気持ちが飼い主さんを動かします。そして週末毎に自然にふれるチャンスを作ってくれることでしょう。 ところがここで落とし穴にはまらないように…。 自然体験から帰ってきても待っているのはリードをつけた都会での散歩と留守番の毎日。どこを歩いても人間の臭いだらけの生活です。犬は都会生活に戻ると再び、他人を怖がる、リードをひっぱる、吠える、手なめなどのストレス行動をするようになるかもしれません。ここで、「やっぱり週末は山に行こう。」ということだけを繰り返していてもダメです。毎日の生活を乗り越える力を身につけて成長していかなければ、単に現実から逃避していることになります。これにはまると犬はますます現実から逃げ出そうとし、地に脚がつかない状態になってしまうでしょう。 |
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| 現実的な生活に向き合う力をつけていくためには、日々起こる問題を課題に変えて、ひとつひとつ対応していくしかありません。リードを受け入れるようになる、車に慣れさせる、ひとりで対応できる力をつけさせるなどなど。でも、こうした練習って毎日、毎日の生活の中で積み重ねていくもので、しかも終わりがないんですよね。特にストレスに弱いタイプの犬の場合には、「はい、練習終わりです」ってなりませんから、飼い主さんがずっとケアをしてあげる必要があるでしょう。これは飼い主さんにとっても現実的な問題です。一緒に取り組んであげなければ、犬だけがひとりで取り組むことはできません。 自然の中での遊びは都会の犬にとっての「体験」です。動物としての機能をリハビリさせる効果もあるでしょう。都会生活でたまったストレスを一旦リセットしてくれる浄化作用も持ち合わせているでしょう。もちろん、こうしたことはとても大切なことで、犬の生涯を通してぜひ定期的に提供してあげたいものです。私たち人間ですら、自分たちが作ってきた社会の中で「便利さ」を受け取ると同時に、ストレスを抱えやすくなりました。犬と一緒に自然を体験する時間は、人にとっても良いリセットタイムとして楽しんで欲しいものです。そして、その体験を現実社会に向き合う良い栄養剤として使っていきましょう。飼い主さんが厳しい現実に向かい合って戦う姿を、犬もきっと感じてくれますよ。 さらには、人と犬がお互いにより良い生活をしていくために、現実を変えていく力も身につけていきたいですね。「より良い生活」が決して「便利さ」だけではないこと、もっと大切なものについてもきっと犬たちが教えてくれるでしょう。 では、初心に戻ってお散歩の練習をはじめましょうか。 |
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| ●宮武先生のオフシャルホームページ[Good
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